12200系「新スナックカー」

こんにちは、よこてんです。
いつもご覧いただきありがとうございます。

管理人の住む八尾市にはJRのほかに近畿日本鉄道(近鉄)が走っています。総延長500kmを越える営業路線を有し、車両数も1900両を誇る大私鉄です。中でも有料特急は2020年3月にデビューした大阪~名古屋間の「ひのとり」をはじめとして、伊勢志摩への観光特急「しまかぜ」や吉野への「青の交響曲」など、どれも鉄心をくすぐる車両ばかりです。そして、近鉄特急の代名詞ともいうべき、2階建て「ビスタカー」も主力車両として健在です。

子供のころに12000系という新しい特急車両が走りはじめます。「スナックカー」と呼ばれ、運転席の後ろに喫茶室のようなコーナーがあって飲み物や軽食が楽しめました。当時はこの12000系に加え、10100系「新ビスタカー」、10400系「エースカー」、11400系「新エースカー」が特急車として走っていましたが、この12000系の顔は他車とは違ってちょっとカッコよく思えたものです。その後、後継車として昭和44年に12200系「新スナックカー」がデビュー、特急車両のなかで166両の最大勢力となって近鉄特急の顔として走り続けてきました。何度も利用した「スナックカー」ですが、残念ながら管理人はこのスナックコーナーを体験した記憶はありません。現在は客席に改造されています。未だ健在の12200系ですが、2020年度末に運用から離脱するということで惜別の意味も込めて乗車してきました。
「あ~、この顔ね」と思われる方も多いでしょう。
やって来たのは12239F。この編成は4両で組成されていますが、12200系は2両編成で組成されたものが多く、分割・併合がたやすくできるのが特徴です。この先頭車も当然連結可能ですが、貫通部分がカバーで覆われているためスマートな印象を受けます。こんなところが子供ながらに「カッコ良い」と思わせたのでしょう。現在は行先表示が中央にありますが当初はこの部分に羽根のついた特急マークが掲げられ、行先は両サイドの種別灯の上部にサボをはめ込むかたちでした。
回送でここ奈良駅に到着、5分ほどの停車時間の後京都行となって出発します。現在、特急車両は塗色変更が行われていて、馴染み深いこの特急色も12200系の引退で見納めとなります。

車内の様子です。車両にレトロ感はあるものの、車内はまったく古さを感じさせません。シートが更新されているからかむしろ新しさを感じます。
奈良を出て次の駅、新大宮を過ぎると平城宮跡の真ん中を通ります。このように特別史跡の中を鉄道が走っているのも珍しいですね。復元された朱雀門と12200系とのコラボもあとわずかです。というかこの区間を地下化するとの話もあるようですが、このままの風景が奈良らしくて、わたくしは好きですけどね。

大和西大寺からは数人のお客さんをを乗せて、高の原、丹波橋と停まって30分程度で京都に到着しました。

車内整備のあと、折り返しの橿原神宮前行きとなりました。「吉野連絡」のサボが似合いますね。そして、賢島行きの観光特急「しまかぜ」との2ショット。そういえばかつて12200系の兄弟車18400系「ミニスナックカー」が伊勢方面に向けて走っていましたね。車両限界の関係で幅の狭いタイプでした。

 

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