山陽電鉄で鉄さがし(4)

こんにちは、よこてんです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
飾磨にやってきました。

■ 再び飾磨港線の跡を探る

姫路からほぼ直線で南下してきた本線は、ここ飾磨で大きくカーブを切り神戸方面へと向きを変えます。2面3線の駅で、行き止まり線を1線備えていて、網干行きの電車はここから発車します。一旦途中下車して、飾磨港線の跡を探してみます。

飾磨駅から北西の方向に1KMほど歩くと中学校があり、その横に廃線跡がありました。よく整備されていますね。上の写真は飾磨港側を向いています。左側のオレンジのレーンは、短距離走でもできそうな雰囲気です。
振り返って、こちらは姫路方面です。よく整備された遊歩道が続いています。

■ 「銀の馬車道」


説明板がありました。「銀の馬車道」…なるほど、キーワードは生野銀山。飾磨港線は国鉄時代、そして私鉄の播但鉄道時代と、馬車に代わって日本の産業を支えてきた路線であることがよくわかります。

 

廃線跡を飾磨港側に歩いていくと、山電網干線がオーバークロスする場所があります。
これは反対側から見たところ。ちょうど左手に高校がありましたが、姫路発の朝の列車も通学で使うにはちょっと早すぎるでしょうか。
ここで遊歩道はとぎれ、廃線跡は道路へと転用されていました。近くに広大なイオンモールがあって、わたくしはてっきりこの敷地内に廃線跡や廃駅は吸収されていると思い込み、ここで山電飾磨駅に戻ってしまったのですが、どうやら線路跡はイオンモールの西側を走っており、その一部や引き込み線跡は今でも残っているそうです。

飾磨駅周辺は、また改めて訪れたいと思います。

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