国鉄型車両を訪ねて 6 「123系」 

こんにちは、よこてんです。
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■ 荷物電車から改造されたレア車両

今回の元国鉄車両は、レア車「123系」です。総勢6両で(うち1両はJR東日本所属ですでに廃車)、元々は荷物電車のクモニ143系でした。車齢が若かったのもありますが改造されて旅客用となりました。荷物電車を改造して人間を乗せるなんて、と思われるかもしれませんが、何といってもこの車両の強みは単行で走れるというところで、JR西日本管内に5両が健在、増結用やローカル線の短距離運用に幅をきかせています。

 

■ 現在は山口管内に集中配置

山陽本線の小野田駅で出発を待つ、小野田線宇部新川行きの123系です。実はこの車両、こんなに遠くまで行かなくても、阪和線の鳳~東羽衣間専用車両として走っている時代がありました。残念ながらその当時の写真はありません。羽衣線が103系に置き換えられたあとは宇野線の茶屋町~宇野間の区間輸送に転属、現在は宇部線、小野田線を中心に走っています。
乗降用のドア位置が、なんとなく真ん中に寄っていて、かつて荷物電車であったことを想像させてくれます。
小野田線に乗って、宇部新川駅にやってきました。125系が2両並んでいます。少しわかり辛い写真で恐縮ですが、先ほどの車両は窓が「田」の字のような窓ですが、この写真の左側の車両は大型の窓が並んでいます。こちらの車両は広島県の可部線に配置されていました。こちらは改造時にドアも移動していて、スッキリとした外観になっています。

小野田線と聞いて、乗り鉄で知らない人はいません。
小野田線は宇部新川の一つ手前、居能~小野田間と、途中の雀田で分かれて長門本山へと向かう支線をもつ路線です。この支線、本山支線と呼ばれますが、途中駅も浜河内1駅のみのミニ路線で1日3往復のみの運転、乗り鉄には難易度の高い路線のひとつです。旧型国電クモハ42型が最後まで残っていた路線としても有名で、管理人はその時代に雀田~長門本山間に乗車しているのですが、当時は現在よりも運転本数が多かった(それでも5~6往復でしたが)。したがって難易度は以前よりもランクUPしていますね。

 

■ 宇部新川は123系の牙城

宇部新川の駅舎です。立派な駅前広場があります。
山陽本線に宇部駅がありますが、市の中心部はこちらになります。
駅前のバスターミナルで見かけたバスです。社名は「船鉄バス」。そういえば、かつて、宇部駅から船木鉄道という私鉄がでていました。1960年代に廃止されています。

長門本山周辺、そして船木鉄道沿線には鉱山があったそうで、貨物輸送も盛んに行われていたことでしょう。
123系に乗って、今度は宇部線を通って宇部に到着しました。山陽本線との乗り換え駅です。
宇部と言えば「宇部興産」、美祢線から、この宇部を経由して宇部港までの石灰石輸送を思い出します。DD51が活躍していましたが、現在は宇部興産が専用の道路を建設、トラック輸送へと切り替えたため貨物列車は全廃となりました。

かつての賑わいを支えた、宇部線、小野田線沿線には、廃線跡なども多数残っています。123系に揺られながら、のんびりと訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

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